毎日遅くまで残業したり
こまめに電気を消してみたり
もやしばっかりの食事をしたり
ボーナスや特別定額給付金を生活費の充てにしていたり
こんなに頑張っているのになぜか毎月の支払いに追われてしまっている・・・
なんだかんだ必要に迫られて出費することも多いし
貯金額は全然増えていかないどころか減ってしまう月だってある
こんなことに心当たりはありませんか?
それはあなたが貯金のコツを知らないだけだからかもしれません。
貯金ができる人といえば、几帳面だったり高収入だったり真面目だったりするイメージがあるかもしれませんが、貯金をするのはとっても簡単です。
ポイントさえ押さえることができれば誰だって貯金上手になれます。
知っているか、知らないか、ただそれだけです。

STEP1のおさらい
貯金ができる出費上手になるためにやるべきことは
ポイント
- 毎月の出費を把握する
- 固定費を下げる
- 貯金額を先取りする
でした。
STEP1では、貯金上手=出費上手になるために、自分が何にいくら使っているのかを把握することを目標として、生活に最低限必要な7つの出費を書き出してみました。
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前回の記事【STEP1】一人暮らしでもできる!貯金するための秘訣~いくら使ってる?~
続きを見る
STEP2ではSTEP1で挙げた7つの中から、今すぐ、簡単に削減できる3つを紹介します。
これをやれば貯金できる!必要支出の削減方法
貯金をするためには支出をコントロールする必要があります。
下記のすべてを実行すれば、生活の質を落とすことなく毎月1~3万円程度を貯金できるようになります。
スマホ代
一番簡単で一番効果があるのがスマホ代の削減です。
みなさんのスマホはどのキャリアと契約して使っていますか?
softbank、au、docomoの3つが有名ですが、格安SIMを使う事でスマホ代が毎月1,000円程度で使う事ができます。
格安SIM?なにそれ知らない
スマホの設定とか自分でしなきゃいけないんでしょ?
貧乏くさくて使えない!!
速度が遅いのは嫌!
何を選べばいいかわからない!
格安SIMに慣れ親しんでいない方は不安に思いますよね。
良く知らない、得体の知れないサービスにお金を払うのは怖いと思います。
逆に言えば、知ってしまえば大したことはないうえに節約効果は絶大です。
選び方さえ間違えなければ、
料金は安い
速度も遅くない
何かあっても店舗でサポートしてくれる
そんな格安SIMだってあります!
僕、かなむがおすすめする携帯キャリアは
- UQモバイル
- OCN モバイル ONE
- 楽天モバイル
の3つです。
こちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください☆
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参考【簡単】格安SIMおすすめ2選!【節約】
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参考楽天モバイルの評判と3ヶ月使ってみた感想
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自動車保険
多少条件があるものの、自動車保険もかなり抑えられるポイントです。
自動車保険には安くするコツがあります
自動車保険を安くするコツ
- ネットで契約する
- 車両保険はいらない
- 等級を高く
- 一括見積もりを利用して料金比較する
車検や日々のメンテナンスを行きつけの車屋さんでやってもらっている方も多いと思います。
もしかして、保険も一緒に契約していませんか?
車屋さんなどの店舗で自動車保険を契約すると、仲介料等が上乗せされるのでかなり高い金額になります。
我が家では大学時代からお世話になっていた地元の車屋さんで車検やオイル交換をお願いしていました。
自動車保険もそのお店経由で契約していましたが、ネット保険に切り替えて年間の支出が4万円安くなりました。
お店契約じゃなくて大丈夫?
大丈夫です。
自動車保険が必要になるタイミングは、交通事故に遭ったときです。
保険会社の人と電話でのやりとりになるため、お店契約でもネット契約でも違いはありません。
ネット契約の保険に切り替えるだけで、同じ契約内容でも数千円安くすることが可能です。
しかし、車両保険を不要とすることで値下げ幅をより大きくすることができます。
車両保険は必要?
不要です。
修理する場合に車両保険を適用すると、等級が下がって保険料が上がります。
その保険料が元の水準に戻るまでには数年かかります。
保険を適用しなければその数年の間にもっと保険料は下がっているはずなので、適用した時とそうでない時の差はとても大きくなります。
結局、車両保険を契約していても修理代を後払いにしているだけということなので、不要という結論です。
自動車保険を契約するなら常識かもしれませんが、等級を高くしておきましょう。
等級とは、保険料を計算するための区分であり、等級が高いほど保険料は安くなります。
安全運転の期間が長くなるほど等級は高く(=保険料は安く)なります。
そして、等級は家族に引き継ぐこともできるのです。
つまり家族の中で一番等級が高くなる人を保険契約人として、保険の補償内容で「家族も運転する」というプランを選択することで保険料を下げることができます。
我が家ではよめちゃん名義で契約したほうが等級が高くなるため、名義はよめちゃん、運転は主に僕が行っています。
等級について、くわしくはこちらをどうぞ。
また、見積もりは補償内容や保険料の比較をするため、複数社に一括で依頼するのがおすすめです。
生命保険/医療保険
最後は生命保険/医療保険についてです。
結論からいうと、必要最低限の掛け捨てで十分、もしくは契約そのものが不要です。
我が家ではどちらにも加入していません。厳密には、先日解約しました。
なぜ解約したかを解説していきます。
積立型保険はコスパ最悪
我が家ではつい先日まで積立型保険に加入していました。
内容をざっくり説明すると、”貯金替わりに毎月1万円積み立てて、いざとなったら保険としても保証します。”というものでした。
これを聞いて、契約当時の僕は

と思いました。
はい、浅はかです。
そもそも、保険と貯金や投資は別として考える必要があります。
貯蓄型保険の保険料の内訳は、一部は貯蓄、一部は保険として運用されます。
つまり、支払った保険料の全額を貯蓄に回されているわけではありません。
さらに、「貯蓄に回っている分は株式などの資産運用されているので長く続けるほどリターンが大きくなります」などとほざきやがりますが、運用されているのはバカ高い手数料が設定されている投資信託なので実際に動いている額はかなり少なくなります。
そのくせ、いざ保険を利用すると「保険利用しましたよね」とかいってちゃんとリターンの額を減らします。
ただでさえ高い手数料を取られている上に保険を使うとさらにお金をとられます。
もはや追い剝ぎです。ゴブリンです。
貯蓄型保険は月々の保険料も高くなりがちなので、保険屋さんが中抜きし放題です。
なので保険と貯蓄は別にしましょう。
現在貯蓄型保険を契約している人がもしいたら、悪いことは言いません。今すぐ解約しましょう。
解約金がかかるー!とか思いますよね?
そもそもなんで解約金なんてかかるんでしょうね?
保険って、いざとならなければ保険屋さんが保険金を支払う事はないわけです。
つまり、保険屋さんはお金を集めているだけなんですよ。
なのになぜ、解約金がかかるんでしょう。
そのまま返してくれればいいのに。
貯蓄分をそのまま返すと何か問題でもあるんですかね?
例えば、こっちが預けている額よりも遥かに少ない残高になってしまっているとか?
非公開の手数料がバカ高いせいで?なーんて。
疑いだすときりがないし、なんだか思い出して腹が立ってきました。(笑)
とにかく、貯蓄型保険はコスパ最悪です。やめましょう。
契約するなら最低限の保証だけを購入できる、掛け捨て保険一択です。
いざというときのお金が必要なら、保険屋に渡さずにその分を貯金なり投資なりして積み立てておく方がよっぽど健全だし、手残りが多くなります。
公的保険で十分
みなさんの給料が振り込まれたら天引きされているものの中に、国民健康保険があると思います。
この保険のおかげで、月額の治療費の最大値は決まっています。

自己負担額限度額について
治療費の上限額は上記の通りに計算されます。
例えば標準報酬月額50万円(毎月50万円くらいもらってる、という理解でOKです)の人が1,000万円かかる治療を受けた場合、
上限は80,100円+(1,000万円 - 267,000円)×1% = 177,430円というわけです。
さらに年に何度もある場合は下記のような救済措置もあります。

4ヶ月目以降は安くなる
さっきの例の場合だと、1,000万円の治療を年3月以上おこなった場合の4月目は44,400円が上限になるということです。
1,000万円かかる治療費ですらここまで安くすることができます。
そもそも医療がこれだけ発展・普及した現代で1,000万円かかる治療は相当稀だと思います。
もちろん、絶対そんな治療を受けることはない!とは言い切れないにしても、ほとんどの人は無縁だと思いませんか?
数十万円の治療費を支払える余裕が確保できたのであれば、公的保険の他に高額な医療保険を契約する必要はありません。
生命保険/医療保険の考え方
ここまでの話をまとめると、
我が家で生命保険/医療保険を契約していない理由は
- 貯蓄型保険はぼったくりの宝庫
- お金の手残りが多いのは 自分で貯蓄 > 貯蓄型保険
- ある程度の蓄えがあれば公的保険で十分
ということでした。
では逆に、掛け捨てでも保険の契約をした方がいいのはどんな人でしょうか。
下記にまとめてみました。
掛け捨て医療保険を契約した方がいい人
- 公的保険の上限額を払える蓄えが手元にない
掛け捨て生命保険を契約した方がいい人
- 万が一の場合、残った家族にお金を稼ぐ術がない
- ある程度の蓄えが手元にない
これらに該当する場合は、掛け捨ての保険を契約した方がいいかなーと思います。
逆に、これらに該当しない場合は医療保険/生命保険は一切必要ないと考えています。
掛け捨てで契約している場合も、現在の保証内容を他社と比較すると、もっと安くできる場合もあります。
たまーにでいいので、見直してみるのもアリだと思います。
まとめ
必要支出を削減する方法を3つ紹介しました。
- スマホ代
- 自動車保険
- 生命保険/医療保険
これらは日々の生活の質を変えることなく削減できる項目です。
実行するだけで月々数万円を浮かせることも可能です。
浮いたお金を貯金に回すだけで、生活は変わっていないのにお金が貯まっていく状況を作れます。
お金を貯める力は知っているだけで簡単に伸ばすことができます!
