僕(@kanam1nowork)にはとても好きなアーティストがいる。
そう。BUMP OF CHICKENだ。
知らない人のために簡単に説明すると、BUMP OF CHICKENは千葉県佐倉市出身の幼馴染男性4人組のロックバンドである。
メンバーは
Vocal & Guiter 藤原 基央(藤くん)
Guiter 増川 弘明(ひろ)
Bass 直井 由文(ちゃま)
Drums 升 秀夫(ひでちゃん)
である。
彼らが中学生だったころ、ドラムのひでちゃんがボーカルの藤くんにかけた
「ロックを変えようぜ!」
の一言がバンドの始まりというのはファンの中でも有名な結成秘話だ。
ちなみに、僕はこの四人がまじで日本のロック界を変えてしまったと思っている。(信者)
この記事は、中学一年生の頃にお昼の放送でたまたま流れていた「オンリーロンリーグローリー」(名曲です)に心打たれてすっかりファンになってしまった僕が
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- まだBUMPを知らないあなたに聴いてもらいたい
- もうBUMPを知っているあなたと分かち合いたい
- っていうかただ僕のBUMP愛を書き連ねたい
そんなエゴの塊を書き散らかす、そんな内容です、はい。
BUMP OF CHICKENを知らない人に聴いてほしいおすすめ曲
天体観測
BUMPを世に知らしめた曲。「BUMPと言えばこの曲!」という人も多いのではないでしょうか。
ストーリー性があり、2002年にフジテレビ系列で放送された同名のドラマ「天体観測」が制作されるきっかけとなった曲です。
まだ藤くんの声が荒々しくてかっこよく、歌詞は青春の甘酸っぱさを見事に表現されています。
ライブではほぼ必ず演奏される代表曲の一つ。
この曲の中で繰り出される
オイェーヘェー アハーン!
さえ覚えておけばBUMPのライブは楽しめます。あとは何とでもなります。振付とかもないし。知らない曲もライブで好きになるし。
ってことでこれだけは聴いて!ってのが『天体観測』です。
さて、いっときますか。
\オイェーヘェーアハーン!/
ray
個人的にBUMPが大きく変わったと感じた曲です。
初音ミクとコラボしたことで話題になりました。
僕はコラボしたことよりも
生きるのは最高だ。
という直接的な表現を藤くんが書いたことに驚きました。
それまでの藤くんの歌詞はどこか影があるような世界観があり、そこが魅力だとも思っていたからです。
藤くんの書く詞は一見矛盾しているけれど腑に落ちるような言葉選びが魅力だと思っているのですが、この曲でも遺憾なく発揮されていて
寂しくなんかなかったよ ちゃんと寂しくなれたから
は秀悦な表現だと思いました。
「寂しい」ことを自覚したことで「君といた」事実を思い出すことができるからなのかと。
大丈夫だ あの痛みは 忘れたって消えやしない
は初めて聞いたとき震えました。
「辛かった過去も自分のものしてちゃんと残っていて、ずっと失わない。なくならない。」という今までの自分を肯定されたように感じたからです。
曲調もポップなので聴いていて飽きず、リリース以後ずっと聴き続けている一曲です。
ライブでは「生きるのは最高だ」を歌わせてくれます。
「生きるのツラい。」ってなっているときでも自分で「生きるのは最高」と歌うことで、自分を肯定することができます。
エモい。
ちなみにイントロのベースが好きです。
じゃん♪じゃん♪じゃん♪じゃん♪
じゃん♪じゃん♪じゃん♪じゃん♪
じゃん♪じゃん♪じゃん♪じゃん♪
べべべん↑♪
べべべん↓♪←ここ
『歩くのは大変だ』のちゃまも好き。
天体観測と並んで、ライブでは必ずと言っていいほど演奏される定番の一曲です。
\ 生きるのは最高だっ! /
Aurora
ここ数年のオトナBUMPを知るにはもってこいの一曲。
ドラマ「グッドワイフ」の主題歌として書き下ろされた楽曲です。(ドラマは一切見ていません。すみません。)
藤くんの書く詞は普遍的な寄り添う内容が多く、「えっ、おれのこと見てたん・・・?(トゥンク)」ってなります。
Auroraは特に何かに一生懸命取り組んでいる人にはものすごく響きます。
僕は特に
考え過ぎじゃないよ そういう闇の中にいて
勇気の眼差しで 次の足場を探しているだけ
前職で残業が167時間を超えたとき、転職すべきかどうか本気で悩んでいました。
悩んでいるほどドツボにはまって、決断できない自分が嫌になっていたときにこの詞に救われました。
いま悩んでくよくよしている時間さえも「勇気の眼差し」として肯定されたような気がして。
2019年、このAuroraが収録されたアルバム『aurora arc』のリリースツアーライブ『aurora ark』でももちろん演奏されました。
僕は名古屋ドーム公演に参加しましたが、無事号泣しました。てか4人がステージに出た時点で泣いてた。
\ 今こそ さあどうぞ /
新世界
お口の恋人ロッテのスペシャルアニメーションのCMで起用された楽曲です。
この曲を初めて聴いた時、BUMPファンの方々は驚いたと思います。僕はめっちゃびっくりしました。
頑なにラブソングを出さない(リリィっていい曲があるよ)、愛を語らないあのBUMPが。
こんなにも直接的な曲をリリースするなんて!!
一度聴いたら忘れられない最高にキャッチーなフレーズ「ベイビーアイラブユーだぜ」。
超プリティなMVもさることながら、ライブでも最高に楽しい一曲です。
BUMPってこんな曲もあんの!?を感じることができます。
\ベイビーアイラブユーだぜ!/
MVがいい!ってなった方はおなじ監督が制作されているアカシアもおすすめです。こちらはポケモンコラボでもあります。

Butterfly
ダンスミュージック調の楽曲。めっちゃテンション上がる。車で大音量で流しながらドライブしたい。
重低音が超かっこいいです。このときのちゃまがめっちゃ好き。
カルマ
バンド音ゴリゴリのロック曲。かっこいい。
名作ゲーム「テイルズ オブ ジ アビス」の主題歌になっています。歌詞は同作の世界観にマッチしていて浸れます。
車輪の唄
カントリーな曲調な名曲。
アルバム『ユグドラシル』(僕が一番好きなアルバム)で収録されるも、良曲過ぎてシングルカットされた経緯があります。
PVで藤くんがマンドリンをクルってする瞬間と、曲の最後にメンバー全員がジャーンって終わる瞬間が好きです。(語彙力)
余談ですが、僕は中学時代に美術の授業でこのPVを再現したフォトフレームを作ってホクホクしてました。
ガラスのブルース
BUMPの原点ともいえる曲。当時16歳の藤くんが作った楽曲です。すごすぎる。
いまでもアンコールでよく演奏されます。
生まれてきたことに意味があるのさ 一秒も無駄にしちゃいけない
おっしゃる通りです。はい。
全然足りないですが、これらはマジで聴いて損ないです。
もし「いいな」って思えたらその時は言ってください!いくらでも沼に引きずり込みます。^^
個人的にめっちゃ好きなBUMP OF CHICKENのおすすめ曲
才悩人応援歌
これは絶対外せない。マイフェイバリットソング。(カタカナで書くとダッサいな、おい。)
何かに挫折したことがある人にはぶっ刺さるその歌詞。
高校時代、自分が凡庸であることを知った僕にはドンピシャでした。
隣人は立派 将来有望 才能人
そんな奴がさぁ 頑張れってさぁ
怠けて見えたかい
そう聞いたら頷くかい
死にたくなるよ 生きていたいよ
ここ。今見ても刺さる。
努力してないわけじゃないんです。俺だって頑張ってるんです。
でも置いていかれるんです。すんごい悔しくて。
日の目が当たらない、でも誰もが感じたことがある感情に寄りそってくれる一曲です。
オンリーロンリーグローリー
中学のお昼の放送で流れていて一目惚れならぬ一聴き惚れした曲です。
声も曲もかっこよすぎんよ。中一の僕は一瞬で射抜かれてしまいました。すぐTSUTAYA行って借りたもんね、『ユグドラシル』。
人生で初めて友達と行ったカラオケで歌ったのもコレでした。
これ歌いたくてカラオケ行ったまである。
今の声ももちろん好きだけど、この頃のちょっとしゃがれた声が最高にかっこよくて好きです。
一番サビの
特別じゃないその手が
で
ズンダダ ズンダダ ズンダダダダダダダン
ってなるひでちゃんのドラムがかっこよすぎます。
ってかこの頃の歌詞まじでかっこよすぎん?無駄がないし言葉選びが凄まじい。(語彙力)
ファイター
アニメ『3月のライオン』のタイアップ曲です。
3月のライオン自体は原作の漫画も大好きなんですが、初め聴いたとき、僕の中ではそこまでぐっとくるものはなかったんです。
しかしながら『STADIUM TOUR 2016 "BFLY"』の福岡公演に参加した時、一変します。
これが収録されているアルバム『Butterflies』の中にはほかにも好きな曲がたくさんあったのに(流星群とか宝石になった日とか大我慢大会とか孤独の合唱とか)、ファイターが一番印象に残っていました。
福岡から当時住んでいた東京に帰ったあともずっと余韻が抜けなくて、めちゃくちゃ好きになった曲です。
そのあと、3月のライオンを見返して、もう一回ファイターを聴くと泣けました。それはもう簡単に。
ラストワン
これもじわじわ好きになった曲の一つ。
一番最近急上昇した曲かもしれない。
仕事を辞めて独立するにあたって勇気をもらった曲。ほんとに背中を押してもらった。
きっと 何度でもなんて無理なんだ 変われるのは一度だけ
鏡の中の人に好きになってもらえるように
笑ってもらえなくてもいい 笑えるようになれたらいい
嫌いな自分と一緒に 世界まで嫌わないように
「この一回、この一回だけ頑張って自分を変えてみよう」と思った。
仕事を辞めると決めてから毎日聴いて毎日歌ってたな。
まだ変わっている道半ばではあるけど、ちゃんと進むんや!
『変わらないままの人と 鏡の前で向き合えるように』。
まじ名曲です。
真っ赤な空を見ただろうか
シングル『涙のふるさと』のカップリングとして収録された曲ですが、僕はこっちをよく聞いてます。←
歌詞もさることながら、疾走感とかメロディーラインが好き!
カラオケで歌ってても楽しい!ライブでやってくれたらめっちゃうれしい!!
『aurora ark』ツアーでのアレンジがたまらんです。
beautiful glider
もう答え出ているんでしょう どんな異論もあなたには届かない
もう誰の言う事でも 予想つくぐらい長い間 悩んだんだもんね
この二行で救われる人がどれだけいることか。
繊細なイントロが特徴的な綺麗な歌です。多くは語りません。素敵です。
トーチ
「『RAY』で1曲だけ」って言われたら、僕はこれを挙げるかもしれない。
サザンクロスも捨てがたいが、たぶんこっち。
伝えたかった思いは時間をかけて
言葉になったけど もう言えないから
君といたことをなくさないように
なくした事をなくさないように
どれだけ離れてもここにある
君がいるからどこまでだって
震える脚でも進めるように
今も星空が広がるように
すぐにそんな風には思えなくても
動かなきゃきっと君に合えない
会いたい 会いたい
もし今後僕が奥さんと離れることになったら
とか考えて勝手に泣きそうになります。・・・大丈夫、やばいのは自覚してます。笑
制作秘話として、藤くんはこの曲を作った後もしばらく泣いて歌えなかったそうです。
どれだけ思い入れがあるんや・・・。
歩く幽霊
ポップなメロディーとリズムが小気味よくてずっと聴いていられる。
一度聴いたら口ずさみたくなる一曲です。
そしてやっぱり深い歌詞。
間奏のハーモニカが好き。
Stage of the ground
君が立つ地面はほら 360度すべて道なんだ
コペルニクス的転回
初期の曲ですが色褪せません。素敵!
ただイントロが長いのでカラオケで歌うのはメンバーが気の長い友達とBUMP好きだけのときにしましょうね。
まとめ:BUMP OF CHICKENには名曲がたくさん!どれもオススメ!
以上、ファン歴16年の僕がおすすめするBUMP OF CHICKENの名曲でした。
もちろんこの他にも好きな曲はたくさんあります!
ほんとにいい曲がいっぱいです。書き始めたらキリがなさ過ぎて困った。
66号線とかarrowsも捨てがたいもんね。いいもんね。わかるよ。
聴いてみてほしいし、ぜひ歌詞を読んでほしい。
綺麗なメロディーラインと、素敵な歌声ももちろん魅力なのですが、僕がBUMPで一番魅力的だと思うのは歌詞の世界観なのです。
どうやって生きたらあんなにやさしい言葉を紡げるんだろうと本気で思います。
BUMP好きな人に悪い人いない説を推したい。
あと興味があればラジオ番組「PONTSUKA!!」も聞いてみてください。メンバーの仲の良さが伝わってきて幸せになれます。
その仲の良さを知るともっと好きになれるし曲の聴こえ方も変わる不思議。
とにかくBUMP好き!!!
全然まとまってないけどおわり!!!
ベイビーアイラブユーだぜ!!!!